その他

研究材料

2013年 02月 15日 01:33 | カテゴリー: その他
2013年 02月 15日 01:33
その他

(この記事は、結構前に書きかけていたモノです。少々時間差を感じる文章ですが、ご了承ください。)

どのカテゴリーに入れるか、ずいぶん迷ったのですが、主に作曲や、音作り、レコーディングに関する内容が多いので、DTMに入れますが、ギタリストも要注目です。

えーと、記事を書くときにはとりあえずTVをつけているのですが、番組も面白くなく、DVDをずーっと見ています。で、なにげに楽しいのはやはりドキュメンタリー物です。当然ここで書くからには音楽系のドキュメンタリーなわけです。

ご存じかも知れませんが、ビデオアーツミュージック社から出ている「クラシック・アルバムズ・シリーズ」とか、ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン社から出ている「クラシック・アーティスト・シリーズ」などがありまして、有名アーティスト、またはその有名アルバムの制作過程を本メンバーや関係者などの証言を元に、当時の録音したテープなどを使用して解説していきます。当時の記憶をたどりながら、映像で再現されるのは何ともすばらしい物があります。

前者(クラシック・アルバムズ・シリーズ)では、ジミヘンの「Electric Lady land」や、ピンクフロイドの「狂気」、スティーリーダンの「彩(エイジァ)」、ディープパープルの「マシンヘッド」、ジョンレノンの「ジョンの魂」、その他、デフレパード、モーターヘッド、ジューダスプリーストなどのハードロック~メタル系、ニルバーナやThe Who、セックスピストルズ、フリートウッドマック、ミートローフなどなど、後者(クラシック・アーティスト・シリーズ)では、ムーディーブルースとクリームですね、こうしたアーティストの代表アルバムが曲ごとに本人がエピソードを語ります(もちろん亡くなった方は関係者だけですが、本人の貴重な映像はあります)。

 

見所

私はピンクフロイドの「狂気」、ディープパープルの「マシンヘッド」、ムーディーブルースの3枚持っていますが、どれも見所満載です。どこから何回見ても飽きません。

machine_head.jpg

まずは、ディープパープルの「マシンヘッド」です。

ネタバレ注意ですが、たとえば、ギタリストは一度は弾いたことあるであろう、「Smoke On The Water」では、リッチー本人が弾き方の解説するわけです。

リフででかい音が必要なので、ピッキングしていないそうです。

また、ジョンロードで有名になった歪んだオルガンは「Beast」と呼ばれ、なぜその音ができたのか、などを解説しています。

この「マシンヘッド」を録ったホテルの構造や、Smoke On The Waterの歌詞の内容となった火事の様子とか、このアルバムにまつわる様々なことが、当時(第2期だったか?)のメンバーが勢揃いで、語っていくのですから、そりゃ、もう、すごいわけです。

 

Pink_floyd.jpg

ピンクフロイドの「狂気」については、英国ビルボード誌上、最もロングランなチャート入りアルバムとして有名です。デビッドギルモアの使用ギターやフレーズ解説、各個人の曲への思い入れ、フレーズ作り、レコーディングエンジニア、メンバーを迎えての録音テクニック、曲へのアイデア出しなど、こんなことやっていたんだと思うことばかり。

しかも、70年代ですから、今とは全く違う機材です。でも実験は絶えず行われ、ピンクフロイドが成し得たあの独特な世界観はこうして作られたのか...という感じです。

また、レコーディングはアビーロードスタジオですので、ビートルズがボーカルに使ったADTもギターに使われていたりします。

ちなみにレコーディングエンジニアにはアランパーソンズ氏が担当ですので、もちろん本人の弁もあります。氏が後に自分で音楽を始める「アランパーソンズ・プロジェクト」は、もろにこのエンジニアの時期が影響されているのが、わかります。

余談ですが、アメリカにシンセの音源やROMカードなど売っている会社で、「Key Fax」という会社があります。楽器業界ではそれなりに有名なんですが、昔、大手楽器メーカーの海外HPを作っていたときに、こことメールで打ち合わせしたのですが、メールの最後のサインに「Alan Persons」と書いてあって、その大手楽器メーカーのアメリカ支部の副社長(このときの仕事のアメリカ担当)に問い合わせたら、「そうだよ、アランパーソンズプロジェクトのアランだよ(もちろん英語です)」と回答が来てびっくりしたことがありました。で、このDVDを見て「あ、この人なんだ」と思いだしたように見てました。現Key Fax社の社長さんだそうです。

アランパーソンズプロジェクトは現在も活動しているようで、You Tubeとか見てて機材は変わってもちゃんと昔の曲ができるような音作りはさすがだと思いました。

 

moody_blues.jpg

発売元は違いますが、最後のムーディーブルース。

実はあまり聞いたことがなく、有名な「サテンの夜」くらいしか知らなかったのですが、まあ、メロトロンがフィーチャーされているので買って見たわけです。キーボードのマークピンダーは、メロトロンの制作会社にいて、構造や癖などは熟知してたので、メロトロンをバンドに持ち込んだ経緯やメロトロンの解説などがあります。これはさすがに面白かったですね。

で、このDVDは彼らのバンド遍歴を追っているので、実はデニーレイン(元ポールマッカートニー&ウィングス)が、このバンド出身とはこのDVD見るまで知りませんでした(恥ずかしい話で)。当時のイギリスでビートルズと同時期に活動していたバンドで、前座もつとめたこともあるなんてことはつゆ知らず、そんな人脈まで見れるのは、こうしたドキュメンタリーならではです。

ビートルズの「She Came In Through The Bathroom Window」の歌詞ネタが、ムーディーブルースから出ていたのも笑えました。

 

思うところ

3枚しか持ってませんが、そのどれもが貴重な物です。シリーズではまだ欲しいのはあります。レンタルとかにはまずありませんから。しかも、既に廃盤も出てきているようですので、前述のアーティストで気になる方は早めにゲットした方がよいでしょう。

で、当時(どれもが70年代です)は、とにかくお手本がなく、全ては実験に次ぐ実験で曲作りをしていた様子が伝わります。どのアーティストもいっていますが、「テクノロジーの進化により、技術は失われた」と言っています。それこそ、ミックス時など手が足りずメンバー全員の手でフェーダー操作をしていたことや、ループが初めて作られたのはマイクスタンドが必要だったことなど、もう現在では考えられないことばかりでしょう。

しかし、新しいことやアイデアを形にするのに、みんな労力を惜しみなく費やしていたわけです。こうしたクリエイティブなところは、音楽だろうが、絵書きだろうが、仕事だろうが変わらないと思うんですよ。経験を積んで詳しくなり、また斬新なアイデアも出せるわけです。

「先人に学ぶ」と言う姿勢は必要ですので、こうしたDVDなどがあるわけですし、研究材料には事欠かないわけですから、開示されている情報はまず自身で身につけるべきだと思います。そうした努力が、自分を強固にしていくのですから。

-----(これより前の文章とこの先の文章とで、少々タイムラグあります)-----

 

おまけ

DVDも一回りして、最近は記事を書くときや作業時には、iTuneのWebラジオ流しっぱです。バージョンアップの度にラジオ局が増えますので、結構楽しいのです。中には研究材料的に聞いているところもあります。

で、最近のお気に入りが、
 

「Classic Rock」のジャンル

・ABC Beatles

ここは、Beatles専門チャンネル。Beatles専門は他にもありますが、公式以外にもレアトラック(ライブやバージョン違い、いわゆる海賊版)がかかるので、気に入ってます。

・ioProgressive Rock、ioClassic Rock

最近増えたこの2局は、60~70年代を中心にタイトル通りのジャンルがかかります。往年のモノから、知らない国のバンドやマニアックなものなどもかかるので、面白いです。特にプログレの方は王道モノからGerman、ケルトほか、いろいろかかるのでよく聞きます。メロトロンフィーチャーの曲が多いので、大好きです。現在一押し。

・Nostalgie Rock

ここは完全王道メジャーモノ。たまにバグるのがミソですが聞けると知っている曲ばっかりで楽しいです。

・X Rock80-Total Rock

もう少し新しい80年代を聞くならここ。でもあんまり知っている曲がありません(自分の好みが狭いだけなんですが)。
 

「International/World」のジャンル

・AnimeAMAZE

日本の新旧アニソンばっかりかかるところ。たまに歌謡曲も混じります。最近はボカロ系も多いです。暇つぶしにどうぞ。
 

「Hard Rock/Metal」のジャンル

・ioGuitar Heroes

さっきも出てきた頭に「io」と付く局です。このioシリーズの局、結構秀逸で、こんなのもあります。なかなか選曲も良く、はまるとついギターを手に取るので作業が進みません(笑)。
 

「Electronica」のジャンル

・Trance FM

無機質なの聞きたいときやボーカルいらないとき、シンセの音作りで悩んだときのネタ探し、脳内活性化したいとき(Tranceはα波が出るそうですよ?!)に聞きます。音質が192kbpsに上がって音が良くなりました。

 

ここに書ききれないくらいの膨大な局があるので、お気に入りを探してみてもいいかもしれません。大変ですけど。僕の場合、とりあえずは128kbps以上の局と縛りを付けています。192kbpsとかあるととりあえず聞いてみます(まだ数が少ないので)。