コンピューターの設定

システム構築の実際(Windows編)

2011年 08月 07日 03:36 | カテゴリー: コンピューターの設定
2011年 08月 07日 03:36
コンピューターの設定

前回の記事でお話ししました、実際のセッティングをご紹介しましょう。

 

とりあえずプライベート/ビジネスの共用機です

私の場合、Windowsはメインではないので、たぶん普通のユーザーと同じくビジネス系と音楽系の両方を同じOSにインストールしています。たまにチェックに使ったり、ボカロはしょうがないのでWindowsを使います。

アプリはいっぱい入っていますね。ADOBE系、Office系、ブラウザ各種、音楽系、動画系などなど、仕事でも使うのでこれはしょうがないと思います。OSもまだXPですし、結構ヘビーかと思いますが、これだけ使っていても普段常駐ソフトはタスクバーに見えるもので6つです。

普段使わない余計なものはいつも切っていて、必要なときに読み込みます。

ハードは、

  • OS: Windows XP SP3
  • 搭載メモリー: 4GB
  • HDD: 7200 rpmのもので、2台搭載(1台はOS用、もう一台はデータ用)
  • CPU: Core 2 Duo 3.0 GHz

と、まあ普通(今となってはちょっと非力か?)でしょう。

これで、Cubase AI 4でやるとだいたい8トラックくらいフルのオーディオトラックに平均2〜3のエフェクト位はかけられます。ですが、サードパーティ製のサンプラーやドラム音源などのサンプルを読み込むプラグインは良くて3つ、だいたい2つでオーバーロードが起きやすくなります。Cubase AI搭載のHalionだけでさえ、4〜5つ使うとオーバーロードが起きやすくなります。

なので、すぐに音源トラックをオーディオに書き出して何とかしのぎますが、実際曲を組み立てられるようなレベルにはなりません。

それこそ、ニコ動の「弾いてみた」や「歌ってみた」のようにステレオの原曲にいくつか自演を足すような場合なら、何とかこなせます。しかしオリジナル曲を作る場合はできません。なので、このSound Magician 2のデータチェック用とか画面キャプチャー用にデータ作ったり、ボカロチェック用とかくらいです。

 

デフラグは適度に必要

なるべくデータがばらつかないように、連続ファイル領域が多くなるように最適化を実行します。

このとき、仮想記憶でのバッファファイル(目には見えない)や、ブラウザのキャッシュファイルはすべてクリアしておきます。特にFirefoxでは4.0以降、キャッシュに1GBとかデフォルトで設定されていますので、数値を落とすのはもちろん、クリアして余計な不可視ファイルを削除した上で、デフラグをかけます。

deflug.jpg

私の場合、3〜4回かけて様子を見ています。離れたところにデータがあるような場合は、なるべく塊の中に入るように、XPですとほとんどが左側に青で寄るように何回か実行します。また、データのない(白く見える)部分が、その左側でなるべく少なくなるように適当に判断するしかありません。まあ、1回で終わることはありません。何度か続けるとデータや空き領域が動かなくなってくる(動いても微妙に位置がずれるくらい)ので、そこでやめます。この時点で7〜8回にはなると思います。

もちろん、HDDは接触タイプですから寿命を気にする人はいますし、定期的にと決められるものではありません。しかし、HDDなら壊れても交換できますし、動きが鈍ければ道具にもならないので割り切るべきと思います。

 

データの録音はOSディスク上にしない

これだけたくさんのアプリが入っていると、前述のようにキャッシュやバッファなどの不可視ファイルが意外と悪さをするので、OSの処理が遅れます。OSはリアルタイムで動くので、録音データを同じOS上にすることは、パフォーマンスを落とします。

内蔵でも外付けでも別HDDを用意してOSのないHDDに録音した方が良いです。もちろん前記事のように転送レートは早いものに限ります。

それと、マザーボードによっては内蔵HDDでは、録音データにノイズが載ることがあります。OSディスクと別のHDDでもです。この場合は外付けHDDにすることで回避できます。内蔵のオーディオラインと何かしら干渉する場合にあることです。どれと指定はできません。そうした怪しいノイズが出た場合には、外付けの導入も必要でしょう。

 

OSディスクには常に最低限20%以上の空き領域を確保する

これは昨今のアプリケーションが仮想記憶領域を勝手にOSディスク上に展開するので、空き領域がないと極端にパフォーマンスが落ちます。特にOfficeやAdobe系などは仮想領域が大きいのできちんと開けておくことが必要です。

これはシステム構築する場合にHDDのパーティーションを割ってもかまいません。どんなデータもなるべくOSディスク以外に保存することが重要です。

ドラム音源やサンプラーなど入れるとデータだけで20GBとか使うので、OSディスクの空き領域確保は大変かもしれません。また最近のドラム音源では、音源ライブラリーを移動可能な機能があります。負担を考えると、外部に置いた方が良い気もします。しかし、本来プラグインなどはDAW上での展開のためOSディスク上にあった方が、読み込みは早いはずです。さらにToon Track社(EZ DrummerやSuperior Drummerなどを出している会社)の技術では、先読み機能(DAWに表示されたタイミングなどを自動的に読み取って、あらかじめ必要なライブラリーを実際の発音タイミングより先に読み込んでおく機能)などがあるなら、外部でもかまわないでしょう。

 

Windowsの方は注意事項的になりましたが、基本は前の記事通りです。基本をきっちりやっておけばある程度のパフォーマンスの確保は可能です。