コンピューターの設定

いきなりすっ飛んだHDD

2011年 08月 18日 03:56 | カテゴリー: コンピューターの設定
2011年 08月 18日 03:56
コンピューターの設定

さて、困った。いきなりHDDがクラッシュ。この前やっとセットアップできたというのに、メインシステム(ビジネス/パーソナルの方)のHDDが認識しなくなった。

事の発端は、Logicで内蔵とI/Fの切り替えをしたとたんに、しばらく動かずフリーズした模様なので再起動すると、メインのHDDが全く認識しなくなった。

しかし、そこは対策済みなのでTime Machineの恩恵にあやかることにした。今回はRaidを組んでいるせいか、手順が少し複雑なので、備忘録的に記事に残しておこうと思います。

 

様々に絡みつく原因

実はロングな仕事が入りそうなので、部屋の配置換えをすることにしたわけです。以前はクーラーの風が直撃の場所で、寒暖の差が激しく、長時間パソコンに向かうのは厳しいとここ1ヶ月で感じていまして、反対側にパソコンデスクを置こうと思い立ちました。

キャスター付きのラックにパソコンも、楽器もオーディオもすべて独立して組み込んであるので、配置換えは簡単です。しかしケーブルの取り回しは結構変わります。右から左へ変わって長さが足りなくなったり、配線変更をやむなくするも、最小限で済むようにしています。

ここで、前から懸念しているMOTU 828の認識不良の問題も解決方法が見えてきていたところです。コンピュータとI/Fの間にHDDを挟んでいたので、どうもこれくさいと思っていたのでHDDを外して見ることにしました。

で、移動と配線が完了しチェックになるわけですが、早速iMacを立ち上げ、Music OSに切り替えてLogicを起動。配線チェックに内蔵出力とI/F出力を切り替えたときにフリーズ。再起動後にメインHDDが認識しないという状態でした。

細かく原因を探ると、

  • Raid用に組んだ外付けHDDのアダプターの端子が半分抜けかかっていて、電気的に接触不良があった。
  • Logicで出力を切り替えたときに、何かの拍子にRaidパーティーションが壊れた
  • MOTU 828の間にHDDが入っており、誤動作が起きた
  • 外付けHDDの接触不良が原因で、アクセスができなくなった。

くらいが考えられます。

 

復旧作業の実際

Raid(ミラーリング)は2つのHDDを擬似的に1つに見せます。実際は同時に読み/書きをそれぞれのHDDで行います。片方が不具合を起こしたときにもう片方が補う仕組みです。ですが、Raidパーティーションに不具合が出た場合は全く認識しなくなるので、まずはRaidを解除して、双方のHDD(パーティーション)をメンテする必要があります。Raidを解除すると、すべてのデータが無くなります。しかし、Time Machineで完全なバックアップができているので、ここでは気にせずにRaidを解除します。

壊れ方にもよるのでしょうが、念のためFirst AidでRaidパーティーションの修復を試してからでも遅くはありません。実際やってみましたがお亡くなり状態でしたので、最初から構築し直しとなりました。
 

1. Raidを解除する〜再フォーマット

ディスクユーティリティで、Raidパーティーションを選択し、オンラインと表示されたRaidセットを削除します。これで、Raidは解除され、論理フォーマットされたHDD(Raidに指定していた2台)が別々に表示されます。

どうやらHDDパーティーションの方はドライバーが生きているようですが、組んだばかりなので、念のためパーティーションの再フォーマットします。このとき、論理フォーマットでは両方のサイズが同じになりません(容量は同じです)。ですので、「セキュリティオプション」で「データを0消去」を選択して再フォーマットします。
 

2. 再度Raidの構築

私の場合、内蔵を2パーティーションに分けており、片方はすでに音楽用で別のOSが入って正常認識されているので、このパーティーションが認識されている限り、再フォーマットしたパーティーションはRaidを組むときに選択できなくなります。なので、OSディスクを使って起動ディスクを変更します。

OSディスクから起動後、「言語の選択」から→を押してインストールをスターする画面まで進んだら、メニューより「ディスクユーティリティ」を選択し、起動します。「Raid」タブに切り替えて、Raidの設定をします。

DVDドライブから起動することで、再フォーマットしたパーティーションが選択できるようになるので、最初の設定通り、内蔵の半分と外付けのRaid用パーティーションを選択して新しくRaidを組みます。
 

3. Time Machineからの復元

マニュアルによると、Time Machineからのバックアップには「Mac OS Xユーティリティ」をCommand+Rキーを押しながら再起動とありますが、なぜか立ち上がらない(この時点で何度か再起動している)ので、あきらめて手動で呼び出します。

OSディスクから立ち上がっている状態で、インストールのスタート画面まで進み、メニューから「Time Machineからのバックアップ」を選択します(もしかしたら名称がちょっと違うかもしれません。記憶が曖昧です。「ディスクユーティリティ」があるドロップダウンメニューの一番下にありました)。

Time Machineバックアップのためのウィザードが立ち上がりますので、順に進めます。たしか、Time Machineドライブの選択→バックアップ先のドライブ選択(ここではすでに設定してあるRaidパーティーションを選択)→Time Machine上のバックアップファイルの選択(もちろん最新のファイルを選択)→復元開始と、至って簡単です。

後は黙って、完了まで待ちます。

ちなみにRaidパーティーションの名称はRaidを再構成するときにつけますが、Time Machineのバックアップを行うと、認識不可能になる前(つまりバックアップファイルとして残っている最新の状態)の名称に戻ります。

完了後、システム環境設定で起動ディスクを新しいRaidディスク(バックアップが完了したディスク)に切り替え、再起動します。
 

4. 確認

Time Machineは自動的に1時間ごとにバックグラウンドでバックアップファイルを取り始めますので、私は音楽用OSに切り替える直前にバックアップがとれていたので、全くの最新(失ったものは何もない状態)でバックアップがとれました。OSはもちろん、インストールしたアプリケーションも、データも丸ごと復活しました。

Raid自体はミラーリングとはいえ、内蔵と外付けという転送レートに差があるHDD同士なので、不具合が出るかも?と予想していましたが、今回ばかりはTime Machineに救われました。

 

これだけ完璧にバックアップできるなら音楽用の方もかけておいてもいいかも?と思ったくらいです。また、次に飛んだときは、転送レートに差があるディスク同士では組まない方がいいかもしれません。まあ動画のような大きいファイルを使うわけではないので、再度Raidを組みました。