その他

電源のアースを統一する

2011年 06月 25日 04:44 | カテゴリー: その他
2011年 06月 25日 04:44
その他

え~、引っ越しが終わったものの、全然部屋も片付かず、とにかく音源類の配線を済ませなければならないと、録音ができないので(パソコン系は終わったところ)早いところ済ませたいところ。

で、とにかく録音時のハムノイズ軽減するための地味な作業が残っているので、それをやるには少々時間がかかります。全部の音源、ミキサーやエフェクターなどの機器のアースの極性を合わせることをやらなければなりません。これ、地味なんだけど、基本的にプロのスタジオでもやっていることで、ハムノイズやビートノイズなどが軽減します。

まあ、引っ越しなどで全バラ状態ですのでやりやすいのですが、自宅機材の見直しや部屋の改装時には、チャレンジして見てはいかがでしょう?

 

まずコンセントの極性を知る

壁のコンセントをよく見ますと、コンセントの2つの穴(左右)は大きさが違います。まあ周知の事実ですが、どちらかが長くて、どちらかが短くなっています。本当は左側が長いのが正解なんですが、建物の施工やさんが逆につける場合もあるので、「どちらか」という言い方しています。で、その長い方が接地(アース)されている方です。

これは見ればわかりますので、まだ良いのですが、さすがに音源やエフェクターが増えると延長タップを使うことになりますが、これを使う時に逆に挿してしまう場合があります。口数が多いパソコンタップでは、ちゃんとコンセントの口が短いのと長いのがあります。たまに安いタップの中には区別がつかないものがありますので、注意しなければなりません。

 

楽器側の区別方法

基本的にアース側をコンセントの長い方に挿せばよいわけですが、楽器側の電源ケーブルは、その形態がたくさんあって、区別つきにくいものです。

一般的な平行2線タイプの電源ケーブルでは、よく見るとそのケーブルの規格とか、型番とか文字が書いているほうの線がアースです。こちらをコンセントの長い方に挿します。

わかりにくいのは丸形1線とか、平形1線、あと海外製品に良くある丸形1線のアース付き(プラグ側が平行2線と丸形のアース棒が出ている2端子のやつ)です。最後のやつは変換プラグ(俗に「ブタっ鼻」と呼ぶやつ)で、変換してしまうのも有りですが、面倒な場合は丸いアース棒をペンチで引っこ抜いても使えるので、そうする人も多いです。どちらにしても、どっちがアースかはわかりにくいですよね?

電源ケーブル側の頭、コンセントのプラグ側(挿す方=楽器側)を一回りしてよく見ると、どちらかの端子に三角のマークがついています。こちらがアースです。

それもない場合は、規格が書いてある文字列とは別に、丸印(へこんだ●)や数字など、どちらかの端子に寄って書かれている文字があります。明らかにセンタリングではなく、どちらかの端子側に寄っている文字です。そちらがアースとなります。何かしら不自然な位置に印がある方がアースとなります。

 

アダプターにはこだわらなくても良いのか?

小型のエフェクターや音源などに使われる電源アダプターには、あまりこだわらなくても良いでしょう。特にAC/DCアダプター(AC「交流」をDC「直流」に変換するアダプター)では、アースの直流電源に変換するため、その特性はプラスとマイナスだけになりますので、接続側の機器のプラスマイナスさえ間違わなければOKです。例とするならば、国産エフェクターのアダプターはほとんどがAC/DCアダプターです(これ、呼び方を単純にACアダプターと略して話す場合があるので要注意。どちらかわかりません)。

注意したいのはAC/ACアダプター(AC「交流」電源の電圧だけを変更するアダプター)です。これはPOD X3がそうです。と言うことは、Line 6のStomp Modelerシリーズもそうです(アダプターが同じです)。他にもありますのでご自身の機材を調べてみてください。特に海外製品には多いようです。

こちらは、アースに接地させた方がノイズは減らせます。ですので、前述のようにコンセントのプラグを見て、アース側を判断してコンセントに挿してください。

AC/DCなのかAC/ACなのかを判断するには、アダプターに規格が書いているので、それを参考にしてください。一般的には「Output DC12V」とか書かれていれば、それはAC/DCアダプターです(Outputの記載が判断基準です)。AC/ACの場合は、そのOutputに「AC」という言葉の記載がなかったり、電源電圧(○V ○mAなど)だけが記載されていたりします。

まかり間違ってもAC/ACアダプターをDC機器に差し込まないでください。場合によっては煙や火を噴いて壊れます(これ本当です。基盤やパーツが焼けて修理不可になります。たとえ保証期間内でもこの場合は保証は効きません。アダプターをやたらと使う人は差し違えのないよう、十分に注意してください)。

 

やる人はここまでやる

たとえばラックもので、ラックケースに入れる場合、そのラックからアースを取って落としてやるとか、自宅の場合だと、洗濯機や電子レンジを挿すコンセントにアース端子がついている場合があるので、ラックから直接そこに突っこむなんて人もいましたね。確かにこれは確実です。

もう一つはアンバランス型のケーブルを全てバランス型に変えることです。もちろんこれは機器のアースがちゃんと落ちていることで、威力を発揮します。業務用のXLR端子がノイズに強いのはご存じだと思いますが、意外と電源部分でのアースは見落としがちです。このアースがしっかりしてこそのバランス型ですので、ただ闇雲にバランス型を使うだけでは、効果半減します(つまりノイズは乗りやすくなります)。

あと、スタジオでもあります。たとえば昔のFender Twin Reverbなどは、電源スイッチがON-OFF-ONのタイプな訳ですが、ギター担いでマイクに触れると「ビリッ」ときた覚えがある人は、アンプのスイッチを反対のON側に切り換えることで、アースが変わります。実際コンサートでこれで感電して死亡なんてこともあったくらいですから、とかくアースには気を使っても良いのではないでしょうか?