Soft Synth

ボーカロイドのデータ作成~データの修正1

2011年 04月 22日 01:29 | カテゴリー: Soft Synth
2011年 04月 22日 01:29
Soft Synth

SMFで書き出して、そこからボカロイドエディターに読み込みます。その前にボカロエディターの設定を済ませておきましょう。

 

ボーカロイドエディターの初期設定を変える

まず、

  • 「編集」メニューにある「自動ノーマライズモード」をオフにする(チェックを外す)
  • 「設定」メニューにある「プリファレンス」ウィンドウを開き、「シーケンスの設定」タブで、デフォルトビブラート長を「50」%、オートビブラートをオンにする場合は、ビブラートの種類を「[Fast] Type 1」にします。オフの場合は、何でも良いです(ビブラートのところで詳細説明します)。
  • 同ウィンドウ「オーディオ設定」タブでは、ご使用のオーディオI/Fに合わせた設定をしてください。サンプリング周波数、オーディオデバイスなどです。ただし、出力のチャンネルは「Mono」、Waveファイル出力はハモリなどの複数トラックがある場合には後で変えるのは面倒くさいので、「現在のトラック」を選択して、チャンネルは「Mono」にします。
  • 同ウィンドウ「その他の設定」タブでは、変えるところはありません。強いて上げればデフォルトプリメジャーくらいでしょうか。「2」にするくらいです。また複数のボカロをインストールしている場合のみ、デフォルトの歌手を好きな歌い手にしてください。

とします。

この設定の後でSMFを読み込みます。

読み込んだら、重要なのは「DAWで設定したTempoに合わせる」ことをしなくてはなりません。小節の頭にTempo情報を打ち込んでください。コレをやらないとTempoは120のままです。

 

まずは歌えるようにする

SMFを読み込んだら、歌詞をつけましょう。歌詞をつける方法はマニュアルにもありますので、割愛します。1個1個の音符でつけても良いですし、歌詞を流し込んでもOKです。

あ、書き忘れてましたが、DAW上で打った場合にコピー曲だと、1音で2文字入るような場合があります。楽譜を丸写しする場合などによくありがちですが、これは言葉通りに音符を分割しないといけません。でないと歌詞を流し込んだら文字がどんどんずれていきます。ですので楽譜通りに打ち込んだら、DAW上で音符を割るか、ボカロエディター上で音符を割る作業が伴います。なので、慣れるまでは面倒でも1文字ずつ音符ごとに打っていくのが良いかもしれません。そうすれば、どの音符を分割するかを確認しながらできるので、あとあと間違いはないでしょう。

歌詞を打ち終わったら一度聞いてみましょう。歌詞間違いの確認と、どの辺が怪しいとか、ここを直すべきだとかを覚えておくと良いでしょう。歌手によって発音の癖もあるので、ベロシティを変更した方が良いところも出てきます。

SMFから読みたてのままですと、音符の重なりがある場合があります。この場合怒られるので、「音符のノーマライズ」を実行して音の重なりを無くします。ハモリなど、複数のトラックがある場合には、トラックごとに実行します。

 

ビブラートはプリセットで十分

ビブラートは下手に自分で作るより、最初は複数あるプリセットの中から選んだ方が結果が良いです。本来はテンポに合わせたスタートタイミングと揺れ幅を調整しますが、プリセットにはNormal、Fastといった名称がありますので、それを目安に選びます。

テンポが120以上ならFastがいいです。で、音符ごとにスタートを早めます。フェードしているものは次の言葉のタイミングが広いときに選ぶようにします(例:NormalのType 4や、FastのType 4など)。実際に歌うとわかりますが、言葉がつながるところではビブラートから息継ぎ、次の言葉へとなりますので、意外とフェードのタイミングがありません。特にテンポが早いとスタートも重要になってきます。

ビブラートプロパティにある、周期と振幅は、わかる人はエディットしてかまいませんが、このグラフわかりにくいので、まだ自在に打てない人は、最初はデフォルトで良いです。振幅(揺れ幅)を調整したい人は、音符を選択→右クリックで出るメニューの「音符のプロパティ」を出した状態で、「Vibrato」をクリックするとビブラートプロパティが出ます。ここで、ビブラートの種類を選んで、OKを押し、音符のプロパティに戻ると右上にあるグラフの振幅が変わっているのがわかります。このグラフの左が音の立ち上がりですので、それを基準に振幅幅を決めます。デフォルトではどの種類もType1=64(基準)、Type2=振幅少なめ、Type3=振幅多め、Type4=振幅は基準と同じでフェード付きとなっています。

重要なのはスタートするタイミングです。デフォルトでは「66」となっています。これは正直使いものになりません。種類がNormalですので、普通にやるには遅すぎます。Normalで使えるのはたぶんテンポ90くらいの歌い上げ系バラードででしょう。そのくらいNormalは遅目です。テンポが120以上ならFastで良いです。設定メニュー→プリファレンスウィンドウで、デフォルトをのビブラート長を「50」、種類を「[Fast] Type 1」にしておけば、オートビブラートがオンでもかまいません。最終的にはフレーズごとや音符ごとに調整することになります。

またリアル人間には至って普通のことですが、ボカロではちょっと癖をつけると歌っぽく聞こえます。その代表例として、語尾だけがビブラートをかける場所でないことを覚えておいてください。

人、または言葉によっては、ど頭からビブラートをつけると自然な良い結果を得られる場合があります。これはリアル人間の不自然さをシミュレートするとでもいいましょうか、たとえば音程が上から下がるフレーズでは、その下の音が不安定になりやすいです。逆に下から上がるフレーズは歌い手の音域がはずれない限り、意外と正確に音程がとれます。前者の場合に、ど頭から音程を揺らすことで、ニュアンスがはまる場合があります。特にインターバルが広いフレーズでは試してみると良いでしょう。